《 答弁者・保健福祉部長 》 |
《市内巡回バスの運行状況について》
それでは、お答え申し上げます。
市内巡回バスの運行状況についてでございますが、市内巡回バス運行事業は、
議員ご承知のとおり、平成16年5月15日の市民情報センターのオープンの
ときから運行を開始し、同年8月に路線の見直しを行いました。
平成18年3月まで、改正を行わず、運行いたしてまいりましたが、
今までに市に寄せられた市民からの要望やご意見等を多く取り入れ、
充実した運営ができるよう、平成18年4月に大幅な時刻表の改正と、
路線の一部変更を実施したところでございます。
この2年間で、市民の方に、市内巡回バスの路線、および時刻表は
定着してきておりましたので、平成18年4月に改正したときには、
バス停留所の増設の要望や、江川・山川ルートは運行日で時間が違いますので、
時刻表の問い合わせが多く寄せられましたが、大きなトラブルもなく、
順調に運行しているところでございます。
議員ご質問の利用状況でございますが、平成18年4月では、1314名、
5月では1299名、あわせまして2613名の利用者がございました。
平成17年度の同期の利用状況は、2618名でございまして、比較しますと、
運行日数はちがいますが、ほぼ同数となっております。
また、見直しによりまして、今年から経費節減を踏まえ、一部小型化をはかり、
公用車のマイクロバスとワゴン車で運行をしております。
ワゴン車につきましては自動ドアを設置し、高齢者が少しでも
乗降しやすいよう、手すりや補助いすを設置し、利用者の利便性を
図ってまいりました。
しかし、ワゴン車につきましては、運転手を除きますと9名の方しか
乗車できません。したがいまして、昨年までの運行状況から、
江川・山川北部ルートの1便目は比較的利用者が多く、
ワゴン車では定員超過が予想されたことから、マイクロバスで江川・山川を
運行した後に、北部・東ルートを運行することになりました。
それによって、遊湯館へ行く利用者が開館時間にいけなくなったことや、
土曜・日曜が運休したことによって北部・東ルートは利用者が
多少減っている状況でございます。
しかしながら、江川・山川ルートは平成17年とほぼ同数の利用者で
ございまして、絹川・小田林ルートにつきましては2倍に増えている
状況でございます。
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《 答弁者・都市建設部長 》 |
《公達地域の住環境整備について》
都市建設行政について、公達地区の住環境整備の、
公達地区雨水排水整備事業の進捗と見通しについてでございますが
この事業は平成12年度から事業に着手しておりまして、
当初の雨水排水整備事業の全体計画は市道10路線、延長1936mで
ございますが、平成17年度ですべて完了しております。
平成18年度につきましては、あらたに平成17年3月に市道認定いたしました
3434号線の整備を予定しております。
この路線を整備することによりまして公達地区の雨水排水整備事業は
すべて完了する予定でございます。
また、今年度からは合併浄化槽の設置個所も多く、かつ、交通上の多い
路線から舗装・補修工事を年次計画にてすすめてまいりたいと、
考えているところでございます。
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《 答弁者・教育長 》 |
《特別支援教育の拡充について》
本年度より配置された介助員の運用状況や学校側の反応、
保護者の反応についてお答えいたします。
この度の介助員の導入にあたりましては、当該学校における特別支援の
対象となる個々の子に適すると思われる人材を応募書類や面接で慎重に
選考した上で3名の介助員をそれぞれの学校へ配置しました。
運用にあたりましては主に、その子が、普通学級で学ぶときには、
その子を中心にかかわることになります。そして、通級といって、
その子が特別支援教育を行っている学級、特殊学級といわれますけれども、
その学級で学ぶ際には、担当の先生と連携の上、役割を分担して
ティームティーチングのような形式で行っています。
また、専門的な、豊富な経験を有する介助員さんには、障害をもつ、
その子の理解や、扱い方について校内研修の講師を依頼しており、
先生方の指導に生かしております。
学校の反応でございますが、担任の先生にとっては、おちついて学級全体の
子供たちに気配りができ、指導に集中できる、また、先ほど申し上げましたように、
貴重な講和をいただくなど、特別支援教育の校内体制づくりや
個々の先生方の実践的な指導に大いに役立っている、というふうに
報告を受けております。
つづきまして、保護者の反応でございますが、障害をもつ子をもつ親に
取りましては、学校の対応について理解が深まるにつれて、
不安が和らいでいるようですし、学校参観で来校した保護者の皆様からは、
好評をいただいているようでございます。
しかし、本年度、取り組みをはじめてまだ日が浅く、成果などにつきましては、
今後に期待しております。
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