御答弁ありがとう御座いました。
3回目の質問の前に、先ほどの私の2回目の質問の中で、TMO構想の
特定会社に対して、500万円の補助という発言をいたしましたが、
出資の間違いでありますので、改めさせて頂きたいと思います。
《職員定数に対する考え方について》
それでは3回目の質問に入ります。
職員定数に対する考え方でございますが、今の答弁を伺っていて、
私たち市民側と、実際職務を執行する側では、その考え方に、
ちょっと相違があるな、と受け止めておりますが、私が述べている内容は、
ごくごく一般市民の皆さんの素直な疑問であり、意見であると考えております。
たしかに、受益者負担、痛みわけ、というご意見も、ごもっともであり、
これからの厳しい財政の中で、街づくりを行っていくためには
欠かせない考え方である、ということを認識していないわけではございませんが、
ちょいと順序が逆ではないかな?理解を得にくいのではないかな?
というのが、私の正直な感想であります。
まずコスト削減から入り、できる限りの合理化を行う、その中で各部局の
必要な人数を根拠にもとづいて組み立てて確保し、これ以上の削減は業務の
衰退を招く、だから皆さんにも協力をいただきたい、という形であれば協力を
得られるのでは?と考えております。
もちろん、今の答弁の中で、そういったことは実施されて、協議の上で
人数が組み立てられている、というのは、私自身も、答弁を頂いて
理解をしているところでございます。
昨年の急遽の採用にいたしましても、
これが計画に基づいた年度頭からの方針であれば納得がいくのですが、
予定外の退職者による急遽の採用、これが続けば、数字合わせだけの
行き当たりばったりの計画であると、とらえられかねません。
勧奨退職による退職数は、もちろん年度当初では読めない部分でもございますが、
発生したからといって、急遽の採用を行わず、次年度当初計画に組み込む形で
十分間に合うのではないかと私は考えております。
また、就職活動をしている方々に対しての採用の機会均等を与える意味でも、
できる限り年度当初の考え方での採用計画を御願いしたいと思います。
年度当初に採用予定が無かったために、あきらめた方もおられたのではないかと
考えております。私も卒業当時は経済不況が侵攻し、就職活動の困難な中で
民間企業への就職活動をした経験もありますし、その大変さは理解をしておる
ところでございます。ちょっと余談にもなりましたが、バランスに基づいた、
市民からも理解の得られる計画での実施を、強く要望いたします。
《入札制度改革後の状況について》
また、入札執行状況の公開についても、御答弁を頂いたわけでありますが、
前向きに公開について検討をされているということで、ありがたい御答弁を
頂きました。
先ほど、結城市のインターネット上での公開状況をお話させていただいた
わけですが、あれだけの情報では、まだまだ市民に入札制度が透明になったと
訴えるには情報が足りないと思います。
結城の改革内容はきわめて厳しい内容であり、執行部の入札対する厳しい姿勢、
二度と同じ事を繰り返さないという思いでの取り組みが現れている改革と
受け止めております。
その取り組みのPRの一環としても、また、行政の状況をしっかり見てもらう
一端としても、是非とも公開を御願いしたいと考えております。
常々思うのですが、よい政策はどんどんPRをし、よい評価されるべきと
考えております。そういった意味で、こういう言い方は失礼かと思いますが、
よい施策のPRをうまくやってほしいというか、といいますか、
市民の皆さんにも伝わるような解り安い自己評価、PRがなされていないという、
そんな気が致しております。私も、改善点を多数、提言しているわけでは
ございますが、真にすばらしい施策に対しては、少しでも多くの市民の皆さんに
知っていただきたい、という思いで、個人的に発行している議会報告に
掲載をさせていただいたり、ホームページに触れる形でPRをさせて頂いて
おります。色々細かい部分を指摘いたしましたが、要望として提案をさせて
いただきますので、検討を宜しく御願いいたします。
また、今回の事件は、まだまだ終わっていないという出来事であるとも
思いますし、風化させてはならない出来事であるということは、私に限らず、
だれもが思っていることであると考えております。いつまた、再発するか、
どういった火種があるかは難しいことであり、執行部も、議会もその取り組みは
注目をされるのは紛れも無い事実であり、気を引き締めてことに当たることが
重要と考えております。市民の皆さんの声は敏感であり、
情勢を良くとらえていると常々私は思っております。
その市民の皆さんの声をしっかりと受け止め、つねに胸を張って説明できるような
取り組みが必要と考えておりますので、その点につきましても、
市民の皆さんの声をよく聞いた上での良識的な判断、取り組みをお願いしたいと
思います。
《結城駅前街づくり会社の運営状況について》
最後に、街づくり会社についてで御座いますが、まあ、なんども責任、責任と
訴えたわけですが、そういったことを通して、今回の出来事を厳粛に受け止め、
事実を正確に把握し、次につなげることが重要であると考えております。
TMO構想の延長上にある、特定会社に対して500万円の出資をするべく
予算が計上されておりますが、額はちがいますが、皆さんの大切な税金を
使わせていただく、ということは紛れも無い事実で御座います。
また、中心市街地活性化を目標とした構想、特定会社に対する期待は
大きいものであると考えておりますし、出資をした皆さんの気持ち、
期待が大きいと、私は感じております。だからこそ、この街づくり会社の
一連の経緯、清算手続きという節目を、大きな教訓としてうやむやにせず、
学ぶものは学び、次に生かしていくべきと考えております。
最後になりますが、入札状況の詳細な公開について本来であれば、
小西市長さんに御所見をお伺いしたいところなのですが、本日はお休みと
いうことなので、執行部を代表して、野沢助役さんにコメントを頂きまして
今回の一般質問を終わらせていただきます。
ありがとうございました。
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