おはようござます。
ただいま、議長より発言の許可を頂きましたので、通告にしたがいまして、
順次質問をさせて頂きます。
まず、質問に先立ちまして一言ご挨拶を申し上げたいと思います。
本日は、たくさんの方に議会傍聴にお越しいただきまして、有難うございます。
今まで、傍聴席にて議会を見てきた私が、この度、縁あって、議会壇上にて
発言をさせて頂く機会を与えて頂いたことを、市民の皆様に大変感謝をしておる
次第でございます。
皆さんの隣にいた、ごく普通の一市民が、市民の視点で発言していると
とらえていただきたいと思います。
そして、私の気持ちは常に傍聴席におられる皆さんとともにある! との認識で
活動をしていく所存で
ございます。どうぞ宜しく御願いいたします。
また、執行部の皆さん、先輩議員の皆さんにとっては、当たり前と思える質問や、
場合によっては失礼に当たる質問をするやもしれません。しかしながら、
それは私にとっての疑問でもあり、また、市民の皆さんの素朴な疑問と
受け止めていただきたいと思います。
今後とも、皆様のご指導、ご鞭撻を、どうぞ宜しく御願いいたします。。
それでは第1回目の質問をさせていただきます。
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市町村合併に関するアンケートの集計結果を受けての
今後の取り組みについて |
まず初めに、企画行政について、ということで、
『市町村合併に関するアンケートの集計結果を受けての今後の取り組み』 に
ついて質問いたします。
いまや、市町村合併は、全国的な話題・関心事となり、新聞でもほぼ毎日関連
記事が掲載されているような状態です。当、結城市におきましても、かなりの市民の
皆さんが関心を持っている、と思われます。また、多くの方から「結城市は合併は
どうなっているの?」という問いかけを頂いております。
そういった中で、執行部にて、小学校
学区別に、
「市町村合併に関する説明会」を実施したり、市町村合併に関するアンケートを
行うなどの取り組みが行われてまいりました。そして、その集計結果が、
先日発行された「公報ゆうき5月号」でも公開されました。
結果を見てみると、合併したほうがよいとの意見が52.0%、
合併しないほうがよいとの意見が44.2%となっておりました。この、
合併しないほうがよいとの意見は、かなり大きな数字だと見ております。
この集計結果を、執行部では、どのように受け止めているのか、
ご答弁をいただきたいと思います。
また、これも市民の皆さんからよく耳にすることなのですが、執行部側から、
合併をしたときのメリット・デメリットなどの分析結果が提示されない中で
アンケートが実施されたのでは?との意見を耳にします。
実は、私も、去る、平成15年2月24日に小田林コミュニティーセンターで
実施された、城西小学区での市町村合併地区別説明会に一市民として参加を
させていただきました。参加に先立ちまして、予備知識がないと、
説明を頂いても、ただ聞くだけになってしまうと思い、茨城県のホームページより
資料を取り寄せ、目を通してから望みました。また、同じくインターネット上で
偶然見つけた、下館市の「市町村合併に関する調査研究報告書」も
見ていきました。
茨城県の資料では、合併のメリット・デメリット、合併のパターンが掲載されて
おりました。下館市の資料では特別職の削減により見込まれる財政軽減、
筑西広域市町村圏で合併した場合に形成される、人口20万都市と、
合併せずに残った場合の人口6万人の場合での、行政の進め方等の
メリット・デメリットの資料、既に存在する人口20万前後の都市との比較、
合併を目指した想定スケジュール等が掲載されておりました。
結城市の説明会でも、そのような情報が得られることを期待して望んだわけ
ですが、頂いた資料は、事前に読んでいた茨城県の資料と、ほぼ同様の内容で、
結城市の独自調査にもとづいたものはありませんでした。
市民の皆さんからは、アンケートの実施にあたって、結城市民が身近な生活で
生じるメリット・デメリットを分析した資料がほしかった、との意見を耳にしました。
実際、前段で触れた、下館市の資料では、筑西広域の各市町村の上下水道の
普及率、学校などの公共施設の整備状況が記載されておりました。
また、合併による特例債の単純な試算にとどまらず、その額がどのくらいの
規模なのか、たとえば、道路整備であれば何キロメートル分整備ができる、
学校を立て替えるのであれば何校分、こういった規模の公園を何個分作ることが
できる、など、住民にとっても分かりやすい規模・単位での説明が
なされていました。
結城市におきましても、この市町村と合併すると、この街の、こういった施設が
利用できる、など、結城市独自の分析資料を添え、市民の皆さんにとって、
出来るだけ多くの情報を提供し、その情報を判断材料として、アンケートに
答えてもらうべきでは?との声を多く耳にしましたし、
実際、極端な意見では、アンケート用紙がきても、わからない、判断がつかない、
といっておられた方もおりました。
こういった意見に対して、執行部側では、どのように考えてらっしゃるのかを
語答弁いただきたいと思います。
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公達地域の住環境整備について |
つづきまして、都市建設行政ということで、『公達地域の住環境整備』について
質問をいたします。公達地域は結城市の中でも、たいへん大きな住宅地域です。
結城駅からも近く、小山市への交通の便もよく、市役所、アクロス周辺地域への
距離を考えると、ベットタウンとしても非常に適している地域であると考えています。
しかしながら、住環境という観点から見ると、まだまだ改善すべき点がたくさん
あると思います。
ひとたび雨がふれば、道路のあちこちに水溜りができ、長靴をはかないと
通れないといった道路がたくさんございます。道路も穴があいていたり、
路肩が落ちている箇所が多数見られます。道路自体もせまい所が多々あり、
車が交差に難儀する箇所がたくさんあります。また汚水等の排水施設もなく、
家庭を守るお母さんがたからも、安心して水を流せない、などの声をずっと
耳にしてまいりました。
公達地域で生まれ育った私の、一市民の視点で述べさせて頂きますと、
城西小学校に通い、結城中学校に通い、公達地域を毎日自分の足で歩いたり、
自転車で通行したりしてきましたが、住環境が変わった様子はあまり
感じられません。また、当該地域の住民の方には、「固定資産税を払っているのに、
固定資産を壊されている」という揶揄をしているかたもおられました。
過去、公達地域では、区画整理事業が中座した経緯があったのは周知の事実で
あり、行政側としても、公達地域の整備を考えていなかったわけではないことは
重々承知しております。しかしながら、公達地域は市街化区域であり、
住民の皆さんは他の市街化区域に住んでいる皆さんと同様に都市計画税を
納めております。
それゆえ、区画整理事業の中座は別として、公達地域の現状を改善し、
住民の期待に答えるべく、住環境の整備を整えていくために取り組んでいくべきと
考えております。
そういった観点から、執行部としては、当該地域の住環境整備への取り組みに
ついて、どのように考えているのか、答弁を願いまして、1回目の質問とさせて
いただきます。
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