《 答弁者・都市建設部長 》 |
《公達地域の住環境整備について》
今後の整備方針についてで御座いますが、1回目の質問にもお答え
いたしましたとおり、平成17年度以降の早い時期に、雨水排水路整備事業を
完了する見込みで計画を進めております。現在の道路舗装状況につきましては
路床、および舗装路盤の経年劣化により、非常に悪い状態にありますので、
早急に舗装、補修をしなければと考えているところであります。
しかしながら、市財政状況も、非常に厳しい状況となっておりますので、
財政状況との調和を図りながら、また、合併処理浄化槽の設置状況等も
斟酌しながら、地元自治会ともよく協議し、年次計画の中で進めてまいりたいと
考えております。
ご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
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《 答弁者・上下水道部長 》 |
それではお答えいたします。
地域住環境整備のうち、当該地域の上水道整備に対する今後の考え方で
御座います。当市の水道事業は、昭和40年1月に供用開始以来、
給水区域の拡大を目指し、第4次拡張工事まで、給水、及び配水管敷設工事を
順次行ってまいりました。その結果、幹線には概ね給水配水管が設置されて
おります。
全体と致しまして、市民のみなさんに、安心で、安全な良質な水道水の
供給を目指し、土地区画整理地内の配水管敷設や幹線から離れた地域、
とくに新しく宅地化された住宅地、また、現在地下水で対応されている
農村地域、への給水整備をはかるなど、きめこまやかなライフラインとしての
安心、快適な給水の確保を目指しております。
また、昭和40年代に整備いたしました旧配水管
約74kmがのこっており、
老朽化が進んでおります。地震などの災害対策の充実を期するために
石綿セメント管等の老朽管更新事業を推進しております。
今後の整備についてで御座いますが、一部旧配水管が残っている個所は、
舗装工事などの際に一緒に、旧配水管の施行替工事をすべきではとの
議員のご指摘では御座いますが、このような旧配水管、及び、旧給水管の
敷設工事につきましては、工事の効率化をはかり、道路の整備状況に
合わせまして、関係課と協議・連携をしながら順次、事業を進めてまいりたいと
考えております。
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《 答弁者・教育委員会理事 》 |
《市民情報センター運営について》
情報センターの事業費用がわかりにくいということで御座いましたが、
今後、十分、検討、研究をしていきたいと考えております。
さて、年間経費が当初予測より下がっているが、その要因については、
といった質問でありますが、大きな要因と致しましては、光熱水費と委託費の
節減効果があったという風に考えております。
光熱水費につきましては、空調の電源を夜間割引利用、温水や冷水を
作っているということ、照明の電灯を極力最低限度に抑えているということ、
トイレの洗浄水、空調、及び、消火用水は雨水を再利用した注水路となって
いることなどが、予想以上に効果を発揮していると考えております。
また、地下駐車場の照明を常時1/2の点灯、事務スペースやお客様の
立ち入らない場所の照明などに配慮し、最低限度の点灯にしていること、
また、太陽熱を利用した自家発電装置があることも節電の要因の1つかと
考えております。
また、委託費につきましても、低価格での発注方法を模索し、指名業者数を
増やし、競争させたこと、また、設計内容をさらに精査して発注したこと、
職員が出来る作業は直営で行うなど、経費の削減に努力したことで御座います。
今後もさらに市民サービスの向上と、経費削減に努めてまいりたいと
考えております。
次に、目的に対する達成状況で御座いますが、初年度であることから、
多くの方々に施設を知っていただき、そして来館していただくことを念頭に
おいてすすめてまいりました。施設内にご意見箱を設置し、利用される方々の
声を聞きながら、施設の改善、改修も進めてまいりました。
市民情報センター・図書館のホームページも開設し、常時更新しておりますが、
そのなかで、図書館のホームページへのアクセス件数が、6月9日現在で
81,500を記録しておるところでございます。
来館者の年間見込みとして、約30万人を目標にしておりましたが、
昨年の5月15日の開館から今年3月31日までの開館日数273日、
この間の来館者、38万9399人でした、その他、県内外から視察に来館された
団体数が、105件、また、中学、高校生の職場体験の受け入れ人数88名など
予定外の実績でもありました。また、白鴎大学生涯学習講座、
茨城県自然博物講座の移動展、コンサートなどの開催も実施いたしましたが、
それぞれ予定以上の入場者数があり、市民の皆様から好評を頂いている
ところでございます。
1年目ではありますが、施設の活用を図りながら市民の方々の文化的な
向上に寄与できたものと考えております。
さらに情報の発信基地として、今後もさまざまな講座や、事業を展開中です。
さらに多くの方々に参加していただけるよう、努力をしてまいりたいと
考えているところで御座います。
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