《 答弁者・市長公室長 》 |
《市政施行50周年を迎えての今後の結城市政について》
市政施行50周年を迎えて記念式典や記念事業だけではなく、
長い将来を見据えた取り組みについての質問で御座いますが、ご案内のとおり、
結城市は昭和29年に1町4村が合併をして以来、今年で50年という節目を迎え、
これまで多くの先人のたるみない努力と功績の積み重ねが今日の結城市の
発展につながっていることと省みるとともに、私たちに課せられた将来の
輝く結城の実現に向け、心新たにするため、去る5月15日に記念式典を
実施いたしたところで御座います。また、記念事業として、既に実施いたしました
健康フェアをはじめ、8月に予定をしているラジオ体操や9月に予定しております
日露交換コンサート、さらに、11月の男女共同参画都市宣言記念式典、
その他にも、道路の愛称募集や結城にちなんだ記念日の制定などが、
記念事業として今後行われる予定で御座います。
議員ご指摘のとおり、記念式典等は、一時的なものであり、将来の結城市像を
見据えた街づくりに関する事業等は市民の英知を結集した結城市総合計画や
都市マスタープランに掲げている基本理念や目標に基づき各種事業を早期に
実現すべく進めてまいりたいと考えております。
|
《 答弁者・保健福祉部長 》 |
《ひとり暮らし老人等緊急通報装置の運用について》
高齢者世帯や一人暮らし世帯につきましては議員ご指摘のとおり、
確実に増大しつつあります。高齢者ならびに一人暮らし老人のサービスに
ついてで御座いますが、現行制度の運用条件、運用方法についてお答えを
致します。
本市では、本格的な高齢社会の到来に対応し、高齢者の健康や、生きがい作りを
含めた保健福祉の充実を図るため、平成15年3月に策定をしました
「結城市高齢者プラン21」に基づき、在宅の高齢者を対象とした
保険福祉サービスを提供しております。
1つめには、ふれあい配食サービス事業で御座います。
65歳以上の調理の困難なお一人暮らしの高齢者、および高齢者のみの世帯、
そして身体障害者の方を対象に、栄養バランスの取れた昼食を提供し、
高齢者の自立支援と介護予防をはかるもので御座います。
2つめには、寝たきり老人等介護用品購入助成事業が御座います。
在宅で介護を受ける要介護4もしくは5相当で、かつ、市民税非課税世帯に
属している方に月額5000円の助成券の交付をいたしております。
経済的な負担の軽減を致しております。対象品目は、紙おむつ、
ドライシャンプー、静止機材、尿取りパッド、使い捨て手袋の5品目で御座います。
3つめには、寝たきり老人等福祉手当支給事業がございます。
本市に6ヶ月以上居住する70歳以上の方で、心身の障害により常時寝たきり、
および痴呆状態になりまして、その状態が3ヶ月以上経過し、かつ継続することが
認められる方に月額3000円を支給するもので御座います。民生委員を通じて
申請が御座います。その審査の上認定をされます。
4つめには愛の定期便事業が御座います。65歳以上の一人暮らし高齢者を
訪問して、定期的に乳酸飲料を配達し、高齢者の安否を確認するものであります。
民生委員を通して申請が必要であり、審査の上認定をされます。
5つめには、緊急通報貸与事業が御座います。65歳以上の一人暮らし
高齢者に緊急通報装置を設置することにより日常生活上の緊急事態に、
迅速かつ適切な救援活動ができるようにするもので御座います。
民生委員を通して申請が必要で御座います。審査の上認定をされます。
6つめには、針・灸・マッサージ施術費助成事業が御座います。
65歳以上の高齢者に対し、針・灸・マッサージ施術費用として年額2000円の
助成券を交付いたします。
7つめとしましては、家族介護者交流事業で御座います。
在宅で介護を行っている介護者を一時的に介護から解放し、介護者相互の
交流会等により介護者の心身のリフレッシュを図るもので御座います。
8番目としては、生活管理指導短期宿泊事業が御座います。
65歳以上の高齢者で、社会的対応が困難な方を、養護老人ホームに
短期間に宿泊をさせ、生活習慣の指導や体調の調整を図っております。
9番目としては、成年後見制度利用事業が御座います。
身寄りのない重度の痴呆性高齢者等で、意思能力や判断能力が十分ではない
方を保護するための制度で御座います。助成を受けなければ成年後見制度の
利用が困難と認められる方が対象で御座います。
最後、10番目でございますが、養護老人ホーム入所事業として、
65歳以上の高齢者で、家庭の事情や経済的に困窮される方、
自宅において生活が困難な方を施設入所する事業で御座います。
その他、社会福祉協議会への委託、もしくは実施している事業は9つございます。
事業名のみ申し上げます。1つとしてミニヘルパー派遣事業、2つめに
地域コミュニティー運営事業、3番目、布団乾燥者派遣事業、
4番目、高齢者地域支援体制整備事業、5番目として、一人暮らし高齢者安否
確認ふれあい電話サービス、6番目、一人暮らし高齢者安否確認友愛訪問
サービス、7番目、一人暮らし高齢者ふれあい会給食サービス、8番目と
致しまして、一人暮らし高齢者ふれあい合同会食サービス、9番目、おせち料理
宅配サービス、でございます。
以上のサービス事業を実施しておりますけれども、高齢者とは65歳以上を
言いますけれども、なおかつ、一人暮らし高齢者とは、65歳以上で、現に一人で
生活を営んでいる方とし、同一敷地内、および、隣接敷地内に家族と
別居している方は除いております。
|
《 答弁者・都市建設部長 》 |
《公達地域の住環境整備について》
はじめに、公達地区で進めております、雨水排水対策事業の今年度の状況と
見通しについてで御座いますが、平成16年度の整備事業費は1500万円で
御座います。
整備方針につきましては、未整備地域の状況を見ながら継続工事の発注を
してまいりたいと考えております。また、公達地区の雨水排水整備事業に
つきましては、平成12年度から事業着手いたしまして、平成15年度末に
おきまして整備進捗率は全体の約60%でございます。
次に公達地域の道路整備全般についてで御座いますが、現在進めております
雨水排水路の整備を優先に致しまして進めておりますので排水施設の工事後の
舗装路面は良い状況にあるとはいえない状況で御座います。平成16年度から
合併浄化槽の設置による排水施設の占用工事も承認しておりますので、
道路の掘削工事も増加しております。舗装補修工事につきましては、
雨水排水施設が完了してから全面的に行う計画で御座いますので、
ご理解とご協力をよろしくお願いを申し上げます。
|