Diary(日記)

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2005年9月29日

日本の競争力12位に低下

仕事をしながら、いつものように各新聞社のサイトを見ていたら
産経新聞のサイトで、こんな記事を目にした。

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【日本の競争力12位に低下 スイスの経済競争力調査】

http://www.sankei.co.jp/news/050928/kei109.htm

スイスの民間経済研究機関「世界経済フォーラム(WEF)」は
28日、世界117カ国・地域の経済的競争力を比較した
2005年版の「経済競争力報告」を発表した。
日本は昨年より順位を三つ下げて12位。

(中略)

WEFは日本が「研究開発、企業の技術適応力、特許登録などの
領域では米国にわずかに及ばない2位」で、技術力は卓越して
いるのに「財政悪化の継続と、財政支出の効率への懸念」が
競争力を阻害していると分析した。民間企業の努力が財政
運営の不手際で帳消しになっている形だ。

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この記事を読んで、国内事情を端的にわかりやすくあらわした
すばらしいコメントだ、という感想を持った。

民間企業は待ったなしで改革を求められる。単純に人員削減する
リストラ策に対しては賛否両論があるだろうが、コスト削減に
努めるたり、業務合理化をはかったり、なんとか生き残りを
図ろうとしている。

それに対し、行政のコスト削減はまだまだこれからといった
感がある。特に、三位一体の改革のなかで地方にコスト改革を
求めながら、国の機関のコスト意識はまったく改善されて
ないし、社会保険庁、NHKの有様を見ていると、議員として
不適切な発言かもしれないが、税金も年金も払いたくなくなって
しまうのが正直なところ。

この新聞記事、霞ヶ関の官僚の皆さんに届いているだろうか?


追伸.

誤解の無いように言っておきますが、年金・税金ともに
キチンと払っています!




2005年9月27日

不審者から逃げろ!

午前10時半から城西小学校 体育館で実施された、
青少年育成市民会議 城西支部主催の「子供を守る家 110番
非難模擬訓練」に参加。

先生が不審者の役を行い、子供たちに色々なケースで声をかけ、
子供たちは防犯ベルを鳴らしながら不審者から逃げ、
子供を守る家に逃げ込み、特徴を伝えて通報してもらう、
そういった訓練内容であった。

結城警察署の婦警さんもおいでになり、その場その場のケースで
どのように逃げるか、といった指導をしてくださった。

とにかく、大きな声をあげて、不審者から逃げるのが一番。
特徴まで覚えていればそれに越したことは無いが、まずは、
事件に巻き込まれないようにすることが一番。

そして、どんなに特徴を覚えていなくても、不審者に声を
かけられたという事案を警察に通報すること。警察としても、
そういった事件が発生したことが把握できれば、市内小中学校に
そういった事例が発生したことを通達し、2次・3次の発生を
抑制できる、といった話も頂いた。

地域の皆さんやPTAの皆さんも防犯パトロールなど、
色々な形で犯罪軽減に努めている。子供たちも、そういった
犯罪に巻き込まれないという意識づけにもつながった行事で
あると受け止めている。





2005年9月26日

一般質問 内容チェック

午前中、議会事務局で一般質問の内容チェック。

原稿を用意していても、壇上では、微妙に言い回しがかわる
事もある。ホームページに全文を掲載していることからも、
自分がどんな言葉で質問をしたかの確認をしている。

さらに言うまでも無いが、執行部側の答弁も全文を起こし
どんな内容の答弁があったのかを正確に資料として
手元に残すためでもある。2ヶ月ほどまてば、議事録として
頂くことができるのだが、会報を書くにあたって、また、
議事録が来る間の私の資料としてぜひとも必要である。

作業中、ちょいと席をはずして、総務課、商工観光課を訪問。
疑問点の確認、いただいた意見を伝える、等等・・・。

午後2時くらいには、原稿確認作業も終了。
自宅では宛名書きの作業も始まっており、後援会報の原稿も
早々に完成させねば・・・と思っているところである。




2005年9月24日

議会報告 作成中

終日、自宅にて議会報告の冊子の現行作成を行う。

自分の一般質問の内容を除いては、ほぼ完成。
一般質問についてはテープから起こした内容を確認してから
原稿に組み込んで完成の予定。

一般質問の確認は、いつもは議会期間中に作業をしているが、
今回は、決算特別委員会の内容も含めて確認したいことも
あって議会終了後に行うことにした。そのため、現時点では
一般質問の分は未着手なのである。

いつもやっつけ仕事のように作成しており、レイアウトの
改善や、イラストや図を入れてのわかりやすい原稿作成に
手が回らないのが現状であるが、まずは、4年間の任期の間、
継続的に会報を発行し、皆さんに市政の状況などを伝える事に
しっかり取り組みたいと考えている。




2005年9月22日

議会が閉会

本日で、平成17年結城市議会第3回定例会が閉会。

今回の議会では、議案12件、認定2件、選任2件、決議1件
のすべてについて可決(1件のみ修正可決)という内容。
今回の議会では決算特別委員会が設置をされ、平成16年度の
一般会計・特別会計・水道事業会計の計14本を認定した。
決算特別委員会で出た意見は、10月後半より始まる
平成18年度の予算策定にも反映されるという重要な委員会でも
あった。

恒例となる後援会報も早々に作成し皆さんのお手元に
お届けしたい。また、サイトにも一般質問の内容や議案の
内容を掲載したいと考えている。




2005年9月21日

資料の整理

今日もほぼ終日自宅での作業。

毎回、後援会報を発送する際の基礎になる後援会名簿の整理や
住宅地図上への落とし込みなどの作業を行う。議員就任後も
多くの方に入会を頂いたが、後援会報の発送に主眼をおいて
いたため、名前・住所のみの掲載であり、地図の落とし込みを
さぼっていたため、まとめて実施。

なれてくると、町名をみただけで、住宅地図のどのページか
なんとなく見当がつくようになってきた。結城で生まれ育った
とはいえ、先輩議員の皆さんに比べると、まだまだ結城の事を
しらないというのが現実。こういった作業を通して、結城を
どんどん知っていくことも重要な作業。

先日もとある場所で声をかけていただいた際に、その方の
家にある車の車名を覚えていたのでその話をしたら、
驚かれてしまった。こういうケースはまれなのかもしれないが、
そういったことから話が弾み、声をかけていただいたり、
困ったことや要望などの相談を頂いたり、といった親密な
関係が作り出せると思う。

一番身近な議員、常に忘れずに取り組んでいきたい。




2005年9月17日

城西小学校 運動会

私の母校でもある城西小学校の運動会に出席。
天候にも恵まれ、すこし暑いくらいの日差しの中で、
子供たちの元気な姿、元気な笑顔に触れることが出来た。

私が在学中は、運動会の掛活動、夏休み中からの鼓笛隊の練習、
足の遅い私にとってニガテだった徒競争など、いろいろな
思い出が交差しながらの出席であった。

今は小学校にしても、中学校にしても、練習時間がなかなか
確保できないことや、生徒数の減少などにより、団体種目の
簡素化が進んでいるようである。その分、学校が独自に工夫し
地域を巻き込んだ運動会を企画したり、運動会の競技や進行、
すべてを生徒が企画するなどの動きが定着化している
ようである。

この競技の自主企画も、私が中学3年のときに、
自分の学年の競技を学年生徒会で企画したことが最初だった
ように記憶している。私が在学中の結城中学校は、校則も
厳しく、学校全体がガチガチだったというのが私の感想で、
競技の自主企画なんてホントにやらせてもらえるのかな、
という半信半疑な中で取り組んだのが本音であった。

今にして思えば、時代の切り替わり、さきがけだったのだろう。




2005年9月19日

敬老の日

11時から公達集会所で開催された、公達高砂会 敬老の集いに
ご招待を頂いての出席。

今年90歳になられた方2名をはじめ、多くの方が記念品を
頂いたあと、私も来賓としてご挨拶をさせていただいた。

その後、一緒に食事をしながら、皆さんの席をまわり、
歓談をさせていただいたが、市政に対するご意見、
私の活動に対するご意見、励ましなどいろいろと話を
するうちにあっという間に時間が過ぎてしまった。
皆さんからすれば、孫のような年代で、人生経験のまだまだな
こんな私でも、頼りにしてくれたり、励ましてくれるのが
すごくうれしかった。そして、その声にこたえなければという
新たな思いも実感することが出来た。

ずうずうしくも最後まで皆さんと歓談をさせていただき、
最後に会場の後片付けのお手伝いもさせて頂いた。




2005年9月20日

近況報告・・・

このところ日記の更新が滞っている。
反省せねばとの思いでいる。まとめてというのは申し訳なく
思っているが、近況報告ということでまとめて書いたので、
ごらんを頂きたい。

今日は終日自宅にて原稿書きなどの作業に没頭。

議会最終日、委員長が審議内容を報告する補足のために
審議内容の資料をつくることが副委員長の業務。議事録までは
いかないが、どんな質問があり、どんな答弁があったかを
できるかぎりわかりやすく書類としてまとめた。

また、議会終了後に毎回発行している後援会報の原稿も
徐々に着手する。できるだけ早く皆さんのお手元にお届けを
したいし、10月は行事も多く慌しくなることも考えられるため
早々に着手することにした。

仕事にしても、議員活動にしても、パソコンを使うことが多く
運動不足になりがちなので、何とかしなければと思う
今日この頃である・・・。




2005年9月16日

決算審査が終了

9/15・9/16の2日間、決算特別委員会が開催された。

初日は、総務委員会、産業委員会所管に属するもの、
翌日は、教育・福祉委員会、建設委員会に属するもの、
という順番での審議。

私自身は、初日の総務委員会に属する所管のなかで、
交通安全母の会の解散に伴う影響について、また、要望として
住基ネットのカードに関する内容について質問。
また翌日は、建設委員会の所管のなかで、公達地域の
雨水排水整備事業の状況、下水道事業における収入未済額の
増加と加入率についてそれぞれ質問を行った。

自分自身が質問を行うだけでなく、他の議員さんの質問と
それに対する答弁を聞いているだけでも良い勉強になる。
分厚い決算書を全議員が見ることによって、いろいろな
着眼点、疑問点、考えを聞くことが出来る。

ちなみに、予算特別委員会、決算特別委員会は、委員長が
許可をもとめれば、本会議のように傍聴することが出来る。
関心のある方は、今度の予算特別委員会(3月の議会)を
ぜひ傍聴していただきたい。一般質問とは一風違った
やりとりを聞くことが出来る。




2005年9月12日

一般質問

朝10時から、本会議。一般質問の2日目。

私は今回4番目の通告で、2日目の1番。
質問の内容は、

 ・ボランティア活動と地域通貨について
 ・青色回転灯による防犯パトロールの促進について

の2点。

地域通貨については、管理の問題や、行政主導での導入の
実績が無いので現段階での導入は難しいとの回答。
全国では500種類ほどの地域通貨があるようであるが、
ほとんどがNPOや商工会などの民間主導で動いている
とのこと。

青色回転灯については、規制緩和がなされ、一般車両への
設置が可能となったものの、そういったパトロールを行う
団体に市から委嘱をしてもらい、その団体に対して警察が
許可を出す制度が必要との事で、市として早急に要綱を
まとめたいとの答弁があった。

詳細な内容については、議会終了後に後援会報や本サイトを
つうじて皆さんにお伝えしたい。




2005年9月10日

救急の日

朝8時から、結城中学校の秋季大運動会に出席。
最近の運動会は生徒会を中心に企画・実行がなされており
開会式の退場行進曲が「太陽にほえろ」のテーマソングで
あったり、世代のセンスを垣間見ることができた。

午後1時からは、アクロス小ホールで開催された、
救急の日にちなんだ救命士講習会に参加。ここ数年、
心室細動を取り除く機会としてAED(自動体外式除細動器)が
注目を浴び、導入する施設が増えてきている。今回の講習では
通常の救命活動をAEDを組み合わせた講習が行われた。

使用方法について説明を聞いたが、音声ガイダンスにあわせて
操作をすることによって簡単に使用ができる。また、除細動が
必要かどうかを自動で心電図をとって判断してくれることも
いざというときに、躊躇なく使えるような設計になっていた。

県西地区の公共機関では筑西市の旧明野町管内の
明野元気館(温浴施設)の唯一1箇所にのみおいてあるとの事。
機器の価格は1台35万円とのことで、結城市でもぜひ導入を
検討すべきと思うし、いずれは1家に1台の時代も来るだろう。

思わぬところでよい勉強ができた有意義な講習会であった。





2005年9月8日

議会開会

本日、平成17年結城市議会第3回定例会が開会。
会期は22日まで。今回は平成16年度結城市一般会計、
特別会計、水道事業会計の決算審査も行われる。

初日は市長からの提案理由説明、会期の決定、
議案の委員会付託、決算特別委員会の設置が行われた。
議事の進行も円滑に進み、1時間10分程度で終了。

夕方6時から、元 結城市 市長公室長の赤荻隆三さんの
通夜式に参列。故人のお付き合いの広さ、人望の厚さからか
多くの人が参列し、会場には入りきれないほどであった。

赤荻さんは、私が議員となり、初めて所属した委員会の
所管の部長さんで、その年に定年退職されたので、
1年しかご一緒できなかったが、いろいろと教えて頂いたり、
退職後も文化スポーツ推進事業団の常務理事として活躍されて
いた。

退職をあと半年に控えた時期、結城市の不祥事が起き、
その中で、筆頭部長として役所をまとめて行くということが
大変な激務であったと思うし、その後、体調を崩されたことが
本当に残念でならなかった。

在職中、とある席で、本気半分冗談半分で、赤荻さんに
「議員になってほしい」と言ったことがある。赤荻さんは、
「立川議員、これからはのんびりとすごさせてくださいよ!」と
大きな声で、笑顔で話されていたのが印象に残っている。

その言葉が記憶にあるだけに、62歳で旅立たれたことが
残念でならない。

心からご冥福をお祈りいたします。




2005年9月6日

選挙運動とインターネット

選挙の期間中に、選挙の話題は本当に難しい。
なので、今回は選挙制度に関する話題として、題記のとおり、
選挙運動とインターネットについて書いてみたい。

今まで、選挙運動とインターネットについて明確な判断が
出たケースはなかったと記憶しているが、今回、総務省が
民主党の質問状に答える形で、公職選挙法に抵触するとの
判断を下したようだ。

http://www.asahi.com/politics/update/0903/002.html

なぜダメなのかというと、選挙期間中の内容の更新が、
「文書図面の頒布」にあたるというもの。選挙期間中は
法定ビラやハガキ以外配布できない。詳しくは下記のサイトを
ご覧頂きたい。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0509/05/news013.html


私も平成15年4月の市議会議員選挙の時点でサイトを
もっていたが、当時は総務省も明確な判断を出していない中で
期間中の更新が、公職選挙法に抵触する可能性があるとの
ことで、日記の更新は開票終了まで行わなかった。

しかしながら、この情報社会に対応した公職選挙法の改正は
必要であると考えている。インターネットやメールが発達し、
企業にはパソコンが入り、すでに紙媒体と同レベルまで
来ていると考えている。

また、多くの議員、多くの候補者が、何らかの形でサイトを
もっており、選挙期間中の更新は別としても、なんらかの形で
自らの考えを述べている。総務省の趣旨を徹底するので
あれば、期間中にサイトの閲覧ができることそのものが
違反になってしまうのでは? と考えてしまう。

また、インターネットのサイトは、紙のように配るもの
ではなく、見たい人が望んでそのサイトに見に来るのであり
文書の配布とは解釈が違うのではというのが私の考え。

法律は常に時代に即したものでなければならない。
公職選挙法に限らず、こういった時代に合わない法律は
数多く存在するだろう。時代の変化の激しい中で、
法律にもフットワークが必要なのである。





2005年9月1日

ローカルマニフェスト推進ネットワーク

午後3時半、知事の演説を聞いた後、土浦へ。

午後6時半から、ローカルマニフェスト推進ネットワーク茨城の
準備会の会合に出席。今回は衆議院議員選挙の真っ只中という
こともあり、出席者は6人。

本来であれば、準備会としてどう立ち上げるかを議論する
ところであったが、参加者が少ないこともあり、勉強会の形で
マニフェストのあり方、議員から見たマニフェスト、市民の
求めるマニフェストについて議論がなされた。

今回はとある2つの都市の首長のマニフェストを見比べながら
意見を述べる形で行われたが、内容に数値がなく、
どちらかというと、選挙公約の域を出ていないものもあれば、
詳しく数値が書かれているが、どうも総合計画あたりから
そのまま引っ張ってきたような体裁のものもある。

…と意見を述べたが、実際に自分で書くのは難しいと思う。
数値目標を入れながら、活字ばかりの読みづらいものではなく
市民の皆さんにわかりやすく読んでもらうのは、難しい。

私が発行している後援会報でも同様の課題があるわけだが、
活字ばかりになりがちな政策を述べる媒体を、いかに
わかりやすく読んでもらうかも重要なポイントになると
受け止めている。