Diary(日記)

2005 年 7 月
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2005年7月31日

マニフェスト

午前中、消防団の操法訓練に参加。
暑い中ではあったが、皆さんに色々とわからない部分を
聞きながら、選手の皆さんをできる限りサポートさせて頂いた。

夜6時半。土浦市の茨城県南生涯学習センターで開催された
(仮称)ローカルマニフェスト推進ネットワーク茨城の
会合に初参加。

「マニフェスト」この言葉は、先の衆議院議員選挙で話題と
なった言葉であるが、その後は鳴かず飛ばす。一時をおいて
地方の首長選挙などでローカルマニフェストという形で
姿を現した。市町村合併の関係で、茨城県でも首長選挙が
目白押し。そのなかで、有権者の選択肢としてのマニフェストを
浸透させようという目的での会の発足を目指した会合である。

私自身も、マニフェストという言葉をおぼろげながら
理解している。肝心なのは、難しい政策を、いかにわかりやすく
簡潔明瞭に、市民の皆さんに読んでもらえるか、ということ。
読んでもらえなければ、どんなにすばらしいことも紙切れ同然。
そこをクリアしないと、マニフェストにはなりえない、そこを
どうしようか、という考えもあって参加をさせて頂いた。

しかしながら、議員が推進することも難しい部分である。
議員を選択するのを評価するためのマニフェストに議員自身が
つよくかかわってしまうことは、市民の皆さんにとって
選挙のための行為や、テクニックと捕らえかねない。

理想は、市民側からマニフェストの必要性が強く出され、
議員がそれに答える、あるいは市民の要望をマニフェストとして
まとめ、それを飲んでくれる議員を応援すること。

会議でも、どうしたら市民の皆さんが参画してくれる会と
していけるか、といった内容に関する議論が多かった。

私も、政策、考え方が主張してやっていくつもりである。
そういった土壌を作っていくために、今後もこの会合に
関わって行きたいと考えている。





2005年7月26日

消防団に・・・

7/15付けで、結城市消防団 第5分団に入団させて頂いた。

今は操法訓練の時期。入団したての私は分団の選手ではなく、
皆さんの手伝いをしながら、分団内の決まりや、いろいろな
ことを覚えている最中。皆さんにも、いろいろと教えて
いただきながら、一番後ろを必死についていっていると
いった状況である。

議員になってから、消防関係の行事に出る機会がおおくなり、
団員の皆さんと話をする機会も多々あった。議員に就任以来
自分は、現場を知り、皆さんの視線で活動したい、という
気持ちでボランティア活動などに一兵卒として参加して来た。

そんな中で、究極のボランティア活動の1つともいえる
消防活動に参加していないということに対して、私の中で、
ずっとひっかかっていたものがあった。現場を知りたいと
いいながら、一番大変な活動に参加していない自分に対して、
偽善者なのでは・・・と思っていたのが、正直な気持ちであった。

そういった心境の中、消防後援会の席で、団員の皆さんから
声をかけていただいたこともあって、今回、入団させて頂いた。

まだ入団して1週間ちょっと。とても一人前として活動できる
ほど、多くを身に着けたわけではないが、せいいっぱい
がんばって行きたいという心境である。




2005年7月23日

何でも行政に・・・の見極め

最近、いろいろな問題に対する対策の中に、必ずと言って
いいほど「行政の取り組み」という文言が出てくる。
先日の白鴎大学の公開講座の中でも、その言葉が出てきている。

本来、住民の皆さんの声を届けるべき議員である私が
こういうことを言うのは、お叱りを受けてしまうと思うが、
問題には、行政がやるべきものと、むしろ民間ベースや
市民の皆さんベースでやったほうがいいものと、
切り分けが必要であると思っている。

また、自分でできるものを、わざわざ行政にやってもらって
税金を使っているというケースもあるとおもう。

昨今の不景気で冷え込んでいるのは、行政も同じである。
行政にやってもらう、という考え方は一見楽であるが、
それにはお金がかかり、一回りして税金や利用料金の
増加という形で跳ね返ってくることも十分にありうる。

私自身も、色々な要望を頂く立場であるが、その問題が、
いわゆる個人のエゴであったり、通常一般的に考えて、
道理の通らない話の場合には、自分なりの考えと予想される
結果をあらかじめお話した上で、話をつなぐようにしている。

「なんでも行政に・・・」という前に、ちょっとたちどまって、
住民でも出来ないか、そういった視点をもつことによって、
行政のやるべきことと、市民や民間でできることの住み分けが
自然とできるのではないだろうか・・・?

もちろん、行政がやらねばならないことも、もちろんある。
それを怠ってしまっては、行政としては楽であるかも
しれないが、長い目で見れば、その問題に対して停滞を招き、
発展が望めない。行政は、いろいろな問題に対して、
主導する視点では、常に率先してとりくまなければならない。

「何でも行政に・・・」という問題を、きちんと見極め、
取り組まねばならない。




2005年7月20日

全員協議会

午前10時より、市議会議場にて全員協議会が開かれた。

全員協議会は議会のない月に、月1回程度ひらかれる会合で、
議会としての連絡事項、協議事項をとりあつかったり、
執行部からの連絡事項が通達されたりする会合である。

今回の会合でも、結城市第4次総合計画・後期基本計画に係る
市民アンケート結果や、玉岡幼稚園の民営化に関する検討事項、
筑西市、桜川市の合併に伴う筑西広域市町村圏事務組合議員の
定数問題など、重要な案件の報告がなされた。

議会のない月は、議員が個々に活動する機会もおおいことから、
月1回程度の全員協議会でいろいろな話を伺うことは、
大変有意義な会合。お互いの情報交換をおこなったり、
会派の研修の予定を組んだり、いろいろとこなしている。

8月も行事が多い。夏ばてはしそうにない体型であるが、
しっかりと活動をしていきたい。




2005年7月15日

柔軟な発想力

今朝、NHKのニュースを見ていたら、タイの小学生が、
ペットボトルを使って、安価にボウフラを捕まえる道具を
発明したというニュースが流れていた。

これは、ペットボトルの口を切って逆に組み合わせることで、
入りやすく、出にくい入り口の構造ができることと、
あったかい水に蚊が集まりやすい性質を利用して、
中に半分ほど水を入れて、水溜りなどにおいておくと、
水があったまって蚊がよってくるというもの。

発明自体は商品化はされないが、今後、タイ国内で人の集まる
機会で作り方が紹介されるとのこと。蚊の多いタイでは国を救う
発明になるかもしれないと紹介がされていた。

子供の柔軟な発想が、国を救う。
もしかしかたら、日本の画一的な教育では生まれない発想から
出来上がった発明なのかもしれない…。

日本も技術大国。こんな小学生がでてきてもおかしくない。
今後も技術大国として維持できるかは、これからの子供たちへの
教育にかかっている、そんな気がしてならない…。




2005年7月13日

公開講座

午後6時半からの、白鴎大学前期公開講座に参加。
今回で5回目。ちなみに私が参加したのは後半の3回。

最終回の講義内容は、フリーター・ニートに関すること。
フリーターが400万人規模でいることや、フリーターが
職業として認知されているように見えているが、実際に
一生続ける仕事として考えると、収入や福利厚生などの面で
非常に大変なことなどを改めて認識。

しかしながら、昨今の不況や就職難が、フリーターの増大を
作っていることも事実。自ら望まないまま、ぬけだせなくなって
いることも事実であり、当人のみを攻めることができないな
という感想も持っている。

今回の公開講座は大学の講座を身近に学ぶことができるし、
時間帯的にも気軽に参加できるのもいい。生涯学習としても、
是非これからもこういった講座を続けていってほしい。

とくに、今回のフリーター・ニートに関する講座の中で、
目的を持って学校に行くという内容がすばらしかった。
目標を持って学び、取り組むことの大切さがよくわかった。

私自身も、小学生のころの夢だったシステムエンジニアに
なることが出来たし、いまも、個人事業主として、その業界の
傍らにいる。いままでは、現実的な目標しかもっていなかった
のではと思っていたが、この講義をきいて、自分が目標を
もって、意識して生活をしてきたからなれたんだと思うように
なった。そして、中学時代にクラスでつくった文集に書いた、
「政治家になりたい」という夢の一歩を踏み出して、
いま、活動をさせていただいている。

子供たちの将来を考える一助として、可能性をひろく見出す
ものとしても、こういった機会をいかせるように、
市としても取り組んでほしいと願うところである。




2005年7月12日

駅での開放配布 2日目

7日の結城駅南口での配布に続いて、北口での配布。
本来であれば続けて8日に行いたいと考えていたが、用事が
立てこんで前日の就寝が遅くなる日が続いてしまい、
12日となってしまった。

昼間は暑い日が続くが、明け方はまだ冷え込むようである。
Yシャツも長袖を着用して、スーツの上着を着ての配布。

7日の日記でも書いたが、やはり以前に比べると配布できる
部数が少ない。今回も、北口・南口であわせて130部程度。

今後、もっといろんな人に見てもらうために、団地での
ポスティングや、年に1回程度新聞折込を入れる形で、
活動報告やホームページの紹介などをしていく必要があると
個人的に考えている。

後援会のみなさんや、市民の皆さんに意見を伺いながら
今後の活動を展開していきたい。

とにかく言えることは、これで100%という活動方法は
ないということ。常にあたらしい手法を模索していかなければ
いつかは埋もれてしまう。

いつまでも新人の勢いは保てないことはわかっている。
新人だから…ではなく、ちゃんとやっているから…という点で
支持してもらえるようにならなければ…。




2005年7月9日

公達防犯講座

夜6時から、公達町内会集会所で開催された公達防犯講座に
出席。所要のため、会場に入ったのが6時半となってしまった。

結城警察署 生活安全課 関口課長さんと、管轄である
大町交番の横田所長さんに御出でいただいての講座。

犯罪の傾向や対策に関するビデオや、犯罪の現状や、
結城での傾向などについて、約1時間半にわたって講義を
いただいた。

防犯は、地域ぐるみでの取り組みにより、起こりにくい状況、
犯罪をしにくい状況を作っていくのが一番の対策と思われる。
現に、一昨年から結城市内の各自治会で防犯パトロールが
実施されてから、その数は急激に減っている。

私も、町内会でパトロールを実施している期間中に、
自治会長さんと2人で、夜中の巡回パトロールを実施している。
また、町内を散歩している方や、犬の散歩をしている方に
防犯パトロール中のたすきをかけて頂いたりもしている。

無理せず、出来ることを、協力しながら長続きさせる、
これが防犯パトロールのコツなのだろう・・・。





2005年7月7日

駅での会報配布

朝6時から結城駅南口で会報配布。

今回で会報配布も9回目となるが、ここ何回か、配布数が激減。
まあ、社会が動き、人事や人の流れがあり、駅を利用する人の
数も変わってくるので致し方ないが、南口での配布数は
以前の半分になってしまった。

しかしながら、これは想定の範囲内。選挙というものは、
人の流れや気持ちの変化が微妙に関係する。私自身はしっかりと
やっているつもりでも、まわりの感じ方は人それぞれ・・・。
皆さんの意見に耳を傾け、悪いところは軌道修正し、
良いところはどんどん伸ばし、取り組んでいくことが一番と
考えている。

会報の配布数が減ったとしても、その場に立ち、皆さんに
顔をみせて、活動しているところを見てもらう、それが、
私の今の姿勢を示すことにもなると思う。

そんな中でもうれしいことが2つあった。

1つは、前回の選挙のときに、あなたに投票した!がんばって!
という声をいただけたこと。

2つめは、かつて駅に2ヶ月ほど毎日立っていたときに
あった方から、今もがんばってるの?っていう声をかけて
いただけたこと。

いつもそこにいたから、そこでがんばっていたから、
いただけた言葉だと思っている。そういった声があるから、
がんばれるし、がんばろうと奮い立たせてくれる。

みんなの声援があってこそ、がんばれる仕事だと思っている。




2005年7月6日

白鴎大学 公開講座

午後6時半から、市民情報センターで開かれている
白鴎大学全期公開講座に参加。

全部で5回の講座で今回が4回目。私は、1回目、2回目は
所用で参加が出来ず、今回が2回目の参加。費用も5回で
2000円と非常に割安で、気軽に公開講座が聞けると
あって、昨年も今年もほぼ満員の状態のようだ。

今日の講座は、情報化と新しい就業形態という題で、
いわゆる在宅勤務の話や、女性の就労に関する特性に
ついての内容。女性はどうしても出産~子育てという時期に、
仕事がしにくく職を離れる結果になることが多い。
昨今のインターネット技術の発達から在宅勤務が可能に
なりつつあり、子育てや家庭の仕事をしながらでも
離職せず仕事が続けられる、といった内容。

また、通勤時間などの削減や、それに係るお金や資源の
削減を目的に先進国でも徐々に進みつつあるという内容も
紹介された。

しかしながら、なかなか推進は難しいと思う。

とくに自営の形での場合には、信用問題ともからみ、
なかなか仕事が得られないのが現状。もともとその会社に
いた人が独立して、仕事をもらうといったケースも多いと
思うし、会社に席をおいたままでも、全ての人が在宅で
問題なく仕事をすすめられるかも疑問であるし、
職種によっては無理なものもある。

また、どこでもできるという特性から、人件費の安い海外に
人材を求め、海外に工場が進出し、安い人材を求めた結果、
国内の中小の製造業が停滞してしまったように、
情報処理産業やデスクワーク全般、いわゆるホワイトカラーの
職種でも同様のことが起きてしまうのでは・・・ということが
ふっと頭をよぎった・・・。

どこでも仕事が出来るという現状が、よい結果をもたらすか・・・。
技術革新の表裏を考えさせられるテーマだった。

しかしながら、こういう思案をする機会を与えてくれた
こういった講座はどんどんやっていくべきであると思う。





2005年7月4日

結城市議会 正副委員長会議

午後3時半から、結城市議会正副委員長会議に出席。
これは、正副議長、議会運営委員会と4つの常任委員会の
正副委員長が出席して、各委員会の取り組みや、行政視察の
日程の調整などを行う会議で、年1回程度開かれている。

私の所属する委員会は建設委員会。

内容的にも、ハード事業がほとんどで、市民の皆さんのインフラに
直接かかわるところが多いことから、要望も多い。しかしながら、
昨今の不況で、予算の削減がしやすい部門でもあることから、
非常にとりまとめが難しいところでもある。

委員長の池田議員を支えながら、しっかりとがんばっていきたい
という考えを述べさせていただいた。

また、お互いの委員会に関して、議会の運営に関して、要望や
意見交換も行われた。私は、予算、決算の議会には、議案書を
早めにもらえないか、ということを要望させていただいた。
予算書や決算書がでてきてから1週間ではなかなか読み解くのが
むずかしく、一般質問の準備などで時間が割かれてしまう。

厳しい日程の中で執行部が予算書、決算書を作成しているのは
承知の上で、要望をさせていただいた。




2005年7月3日

境町町議会議員選挙

住民投票の結果により解散した境町町議会議員選挙の
投票、および開票が本日行なわれた。

境町には、茨城市町村政策研究会で一緒に活動している
橋本正裕氏が立候補をしており、無事にトップ当選を
果たされた。

境町では合併が頓挫したあと、定数20名を14名に減ずる
議案を可決した。住民からは、次の改選ではなく、自主解散を
して、直ちに財政軽減をすべしとの声が上がり、議会解散を
問う住民投票実施の署名活動が始まった。

これに対して、議会では、解散選挙では定数減を適用せず、
次回の任期満了の選挙から適用とする条例の一部変更を
決定した。この決定は、満場一致ではなく、直ちに解散すべし
との考えで賛成しなかった議員もおられたとうかがっている。

その後、議会では、前述の条例改正(任期満了時からの定数減)
を廃止する条例を可決し、その後、解散を問うの住民投票の
実施を要望する署名が成立し、住民投票の結果、解散すべし
との結果を受けての解散、出直しの選挙となった。

私が思うポイントは2つ。

議会が自分を守るための条例改正をしてしまったこと。
反対をした議員さんもおられたとの事で、議会全体の意思では
ないと断った上ではあるが、住民の代表が、自分を守る議案を
可決したことで、住民からの信頼を失ったと思っている。

そして、議員は日ごろからの活動をしっかりとやるべき。

議員活動を選挙のためにやれということではない。
議員は常に住民の声をよく聞き、自分の考え&正論を述べ、
住民のために議員活動をしっかりと取り組むことが大切であり、
それが議員のあるべき姿だと思っている。そういう議員は、
おのずと信頼を得て、住民から必要とされ、結果的に、
任期満了であれ、急遽であれ、信任を得て、結果が出る、
そう思ってる。

私もそんな議員になりたい、必要とされる議員になりたい、
そう思いながら、多くの皆さんのお力添えを頂きながら、
日々の活動をしている。