今日、PCをいじりながら、たまたまNHKの「週間こどもニュース」を
見ていたのですが、小中学校の成績が「絶対評価」に変わったことが
特集されていました。
私も知らなかったのですが、絶対評価の導入は今年度からだそうです。
ただ、入試にかかわる内申書との兼ね合いもあり、現場でもいろいろと
苦慮されているようです。
茨城県の場合では、入試の評価の1つとなる内申書に関しては、
今年度は相対評価を用いるそうです。つまり、生徒に配られる
通信簿では絶対評価、内申書では相対評価となるそうです。
現場の人たちにとってはなんとも業務を行いづらい状況だと
思います。この点についても後々機会があれば先生方にも
聞いてみたいです…。
で、その番組では、仙台のある中学校が紹介されていました。
番組では、
・従来の3学期制から2学期制にし、先生の業務に余裕を持たせた
・中間&期末テストだけでなく、小テストも多用し、理解度の把握に努めた
・通知表に自己評価欄を設ける
などの改善が行われていることが紹介されていました。
また、絶対評価の問題点として、判断する先生側の基準で
評価が変わってしまうことなども紹介されていました。
今年は絶対評価導入の初年度でもあり、問題点が出てくるのは
やむをえないと思います。どんな問題が発生して、どんな議論がなされ、
どのように改善されたかをわかりやすく伝えてほしいものです。
今度の学校訪問の際に、機会があれば聞いてみたいと思っています。
|