請願 第3号 |
玉岡幼稚園の存続を願う請願 |
請願の趣旨 |
結城市議会におかれましては、平素より市政のために多大なご尽カを賜りまして厚く御礼 申し上げます。 さて、去る8月の市報に「玉岡幼稚園の民営化」という衝撃の記事が掲載されました。 それによりますと、平成19年度は園児を募集せず、平成20年3月をもって玉岡幼稚園を 廃止してしまうという悲しい内容でした。私達は、どうしても我が子を他の幼稚園に通わせる という考えはおろか、玉岡幼稚園が閉園になってしまうことなど想像も出来ません。 幼児期は、基本的な生活習慣を完成させるとともに精神的にも杜会的にもバランスのとれた 人間形成の基盤となる大切な時期です。この大事な時期に、他に類をみない独自性のある 玉岡幼稚園での幼児教育内容と指導方針は必要不可欠で、とても重要であると考えています。 「小学校以降の学びの基礎を育む」「家庭・地域の子育てセンターになる」という目標に沿い、 本物の生きた教育をしており、さらに広い庭園では自己をのびのびと発揮することができ、 心身共に健やかで感性豊かな幼児を育んでいます。それに加え、母親学級や子育て相談日を 設けるなど、子育てに息詰まらないようにとの様々な配慮もなされています。 財政難・核家族化・少子化など子供たちを取り巻く環境が決して良いとは言えない現代杜会に あって、玉岡幼稚園は、私達の子育てを支えている重要な存在だということを痛感しています。 今こそ、結城市の未来を担う子供たちが「この街で生まれて本当に良かった」と思えるような より良い教育環境を作ることが必要です。昭和39年の開園より41年の間、公立の幼稚園として 地域杜会と深く密着し、市民から信頼の厚いこの幼稚園がいつまでも存続できますよう 衷心より願っています。 つきましては、結城市議会において是非とも私達の切実な願いを汲み取っていただき、 玉岡幼稚園の存続を採決していただきますよう請願致します。 |
請願者 小谷野 真理 外 3,181名 H17.11.29 |