請願 第2号 |
中学校歴史教科書採択の改善に関する請願 |
請願の趣旨 |
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私共は、祖先が築いたこの国を受け継ぎ、後世に引き渡す責任があります。幸せな家庭も、 豊かな郷土も、国家の安定と繁栄の中でこそ存在できます。 戦後、わが国は奇跡的な復活を遂げ、経済大国として発展してきました。しかしその陰では 精神の荒廃が進み、このまま放置するときは、国家にとって深刻な事態となりかねません。 このような事態となった原因の一つとして、戦後50余年に及ぶ教育をあげることが出来ます。 私共は、今こそ謙虚な反省の上に教育の建て直しを図らなければなりません。 そのためには、教育内容に国民の良識を反映させることが必要です。 そしてその第一歩は、この国の歴史と伝統を尊重し、この国に誇りを抱きこの国を愛する心を 育てる教科書を使用することです、 特に、各教科の中で、歴史教育は、国民の精神的基盤としての、愛国心、愛郷心、祖先への 敬愛、家族愛、目本人としての誇り、国際感覚、芸術文化的心情などを育て、人格の育成に 大きな役割を担うものです。 中学校学習指導要領の杜会科(歴史的分野)の目標には、「我が国の歴史に対する愛情を 深め国民としての自覚を育てる」と明記してあります。しかし現行の「歴史」教科書を 読んでみると、指導要領の趣旨を尊重せず、我が国への愛情を育てるのではなく、かえって いわゆる自虐的な認識を持たせようとするかのように見られる内容の教科書が多く、 これでは、心身ともに健全な国民の育成を期する(教育基本法)ことは到底不可能である、 と憂慮にたえません。 義務教育の教科書は、文部科学省の検定を経たものです。それにもかかわらず このような教科書が検定を通っているのは、検定制度が十全に機能していないことを意味します。 このことを憂いた茨城県議会は、平成15年9月29日、「教科書検定制度の見直しを求める 意見書」を可決し、茨城県民の声として政府・国会に送付しました。意見書には概略次の内容が 述べられています。
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請願者 横山 亮次 H17.3.1 |