請願第4号 |
「食料・農業・農村基本計画」見直しに関する請願 |
請願の趣旨 |
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現在、政府は2000年に定めた「食料・農業・農村基本計画」の見直しを検討しています。 来年の3月に策定される新たな基本計画は、今後の目本の食料・農業政策を大きく左右 するものです。先に出された「中間論点整理」(中間まとめ)では、①担い手政策のあり方、 ②品目横断的政策等の経営安定対策の確立、③農地制度のあり方、④農業資源・環境保全 対策の確立が出されましたが、最大の課題である食料自給率の向上に向けての施策に ついては先送りされました。また、出されている課題が食料自給率の向上にどのように 結びつくのか明確に出されていません。 これまでの、規模拡大・効率化一辺倒の農業政策を進めてきた結果が、BSEなどの食の 不安を引き起こしている現状から、食の安全や環境問題などに配慮した政策への転換が 必要です。 私たちは、基本計画の見直しに当たっては、「食料・農業・農村基本法」に基づき、 食料自給率の引き上げ、食の安全・安定に結ぴつく施策を展開することが、日本農業の 再生・発展につながると考えます。 貴議会におかれまして、地方自治法第99条の規定に基づき、下記の内容について 意見書を政府関係機関に提出いただくとともに、請願理由の実現に向けて強力な働きかけを お願いいたします。
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